モノクロフィルム撮影記: Ilford Pan 400
一本目に続き、モノクロフィルム二本目。
カメラは引き続き MZ-3 だがレンズは色々変えた。

用もないのに IKEA に行ってはぬいぐるみコーナーを眺める不審者。

ハスの群生。中望遠でも撮ろうと思って手持ちの擬似オールドレンズ、TTArtisan 100mm f2.8 M42 を持ち出した。絞り解放では若干ソフト。気休めで適当に買ったねじこみフードをつけている。遮光よりも絞りをいじった時に前玉に触れてしまうのを防いでくれる意味が大きいかも。

そこかしこで開かれる夜市。最近は3Dプリンターで作ったおもちゃが定番品。ISO400なら夜もギリいける?感度が足りていなくても、どうにか設置する場所を探すなどして無理やり撮るのも楽しいっちゃ楽しい。

少し前?に日本のYoutuberなどによく紹介されていた初照(CHUZHAO)の二眼レフ風トイカメラ。他にも感熱紙にプリントできるインスタント・トイカメラも販売していた。面白いっちゃ面白いけど、どうせならこれよりも海鸥4Bが欲しい…

(Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5)
上海大悦城の屋上観覧車。観覧車を広角で撮るためにM42マウントの広角レンズをつけた。歪みは特に感じないが、解像感に乏しい気もする。

反対側の屋上から。前の写真で分かるように観覧車は建物に若干埋まっていて、乗り口は一つ下のフロアになる。乗っている人は居なそうだった。曇りだったからかな?
このモールの中はアニメショップだらけで、この時もコスプレイヤーが沢山集まっていた。ここ以外にも新世界城や南京东路のあたりにもアニメショップが点在している。下手すると日本よりもコスプレイヤーが多く感じる時もある。
おわりに
サーバーの性能の都合でだいぶ縮小しているので分かりにくいが、かなり粒子が大きい。前にISO400のカラーフィルムを使った時も、Kodak 200 GOLD と比べて一段でこんなに荒くなるのかと思ったが、わりとフィルム共通でこんな感じなんだろうか。フィルムの粒子感は粗くても味として楽しめるかもしれないが、今のところモノクロは細かい方が好きかな〜。一本目のISO100のフィルムも増感で400として現像したが、あちらの方が粒子はかなり細かく見えた。
粒子感の強い写真の副作用なのか、JPEGの画像の容量がデカくなりがち。いつもの解像度そのままだと処理できないので圧縮率も高めた。
今回はレンズ情報だけ載せたが、フィルムの撮影情報をどこまで残すか問題もある。撮影日時とレンズ交換のタイミングはラインの個人メモとかを使って記録したのだが、撮影日時を画像ファイルに反映するのは面倒なのでやめた。アルバムアプリでタイムライン表示にした時にもフィルムのロールごとにまとまってくれた方がいいかも。絞り優先オートで基本撮っているので、絞り値もやろうとすれば記録できるが、シャッタースピードは撮影時のファインダー内にしか出ないので厳しい。
